夜勤の勤務形態ならでは特徴とは

入居型の介護施設では利用者がその施設で生活をしているので、介護職員には夜勤があります。
日勤、遅番、夜勤などを介護職員が持ち回りで担当するため、多い時は月に5回程度の夜勤が回ってきます。
夜勤の勤務形態は、始めて間もない頃は生活が不規則になるなどの夜勤特有の不都合を感じる人も多いようです。
日勤や遅番であれば、基本的に日中の勤務に合わせて出勤となるので問題はないでしょう。
しかしながら夜勤となると、夕方16時頃からの出勤となり、勤務時間は翌日の9時頃までが一般的です。
その間、休憩や仮眠を取る時間があるものの、勤務時間帯が日勤に比べるとかなり不規則になるため、体調管理が難しいという問題点があるのです。

介護職で夜勤を始めたばかりの頃は夜勤に入るたびに体調不良を来し、慣れるまでは厳しいという側面が浮き彫りになっています。
夜勤時の主な仕事内容は、夕方から翌朝にかけての利用者の生活介助です。
夜間はナースコールが鳴ったらすぐに対応する必要があるため、常に緊張感が高いと言われます。
夜間の勤務に入る介護職は、万が一の時に備えていつも以上に緊張感を持って働いているのです。
朝は特に、おむつ交換などの排泄介助を夜勤の少ない人数で行わなければならず、夜間と打って変わって目が回るほど忙しくなるようです。
ただし、夜勤をこなせばその分夜勤手当として還元されるので、収入を重視する場合はやりがいも感じられると言われています。
慣れてきたら生活リズムを調整できるようになり、夜勤専従であれば一定の時間帯に勤務できるメリットもあります。
夜勤のある勤務形態に興味を持ったなら、介護職のシフトはどうなってるの?からも情報を拾ってみてはどうでしょうか。